キム・ミギョン氏はインスタグラムを頻繁に更新し、その魅力を発信している俳優さんです。現時点のフォロワー数は、34万人。その数が多いことから、彼女の人気ぶりをうかがい知ることが出来ます。
キム・ミギョン氏は、自身のインスタグラムに度々、夫と娘と撮った写真を投稿しており、仲が良い家族であることが分かります。
そんなキム・ミギョン氏は、長年、脇役としてドラマや映画で活躍を続けており、今では、「国民の母」と言われるようになりました。
キム・ミギョン氏のこれまでの輝かしい経歴を辿っていきたいと思います。
キム・ミギョンのプロフィールまとめ
基本情報
1963年10月14日、韓国・釜山生まれ。2025年現在61歳。
職業:女優。1985年舞台デビュー以来、舞台・ドラマ・映画で活躍。
宗教:プロテスタント。
所属:씨엘엔컴퍼니(CL&Company)。
家族:母シム・ビンユ(2024年逝去)、姉2人と妹1人。夫はパク・グヌォン、娘パク・ソイ(1997年生)。
女優としての歩み
1985年に舞台『한씨연대기(ハン氏年代記))』で女優デビュー。以後、演劇・テレビ・映画と幅広く出演。
人情味ある母親役や、コミカルからシリアスまで自在に演じ分ける演技派として知られる。
長いキャリアの中で200作を超えるドラマ・映画に出演。特に母親・上司・指導者など物語を支える重要な脇役で評価が高い。
代表的なドラマ出演
2000年代から2020年代まで常に話題作に登場。
主な代表作
『シークレット・ガーデン』(2010) – 温かい下町のお母さん役
『ヒーラー』(2014) – 頼れる情報屋ジョ・ミンジャ
『また!?オ・ヘヨン』(2016) – 主人公母のコミカルな存在感
『ハイバイ、ママ!』(2020) – 主人公母役で深い母性愛を熱演
『サイコだけど大丈夫』(2020) – 癒やし系の病棟看護長
『イルタ・スキャンダル ~恋は特訓コースで~』(2023) – 主人公を支える温かい母親像
『ドクター・チャ・ジョンスク』(2023) – コミカルかつ現実感のある義母役
『밤에 피는 꽃(夜に咲く花)』『백설공주에게 죽음을 – Black Out』(2024) – 2024年MBC演技大賞 女子助演賞を受賞
映画での活躍
1986年『イ・ジャンホの外人球団』で映画デビュー。
『82年生まれ、キム・ジヨン』(2019)では母親役を演じ、世代を超えて共感を呼んだ。
『ミリャン(秘陽)』『オ직クデマン(ただ君だけ)』『グローブ』などで印象的な助演を多数。
2020年以降も『새콤달콤(甘酸っぱい)』など話題作へ出演。
受賞歴
1990年:第26回百想芸術大賞 演劇部門 女子新人演技賞
2013年:SBS演技大賞 ミニシリーズ部門 女子特別演技賞
2017年:MBC演技大賞 連続劇部門 女子最優秀演技賞
2020年:映画『82年生まれ、キム・ジヨン』で各映画賞の助演賞を受賞
2024年:MBC演技大賞 女子助演賞(『夜に咲く花』『Black Out』)
人柄と魅力
長年培った舞台経験に裏打ちされた安定感ある演技。
主役を際立たせながらも物語の深みを作る「名脇役」として信頼される存在。
家族を大切にする温かい人柄が、母親役や人情味ある役柄に自然な説得力を与えている。
キム・ミギョン、国民の母と言われる理由は?
母親役としての人気の秘密
リアリティのある演技
実際の母親の所作や言葉遣いを細かく再現。家事をしながら子を気遣う自然な動きが観客の共感を呼ぶ。
包容力と安心感
子どもが悩みを打ち明けられる雰囲気、家族を受け入れる広い心を持った母親像を多くの作品で表現。
厳しさと優しさの両立
必要な時には厳しく叱り、同時に温かく支える二面性が親子関係の深みを演出。
深い愛情表現
無言の抱擁、視線、手の仕草など、台詞に頼らない愛情表現が印象的。
世代を超える説得力
若い母親役から孫を持つ年代まで自然に演じ、幅広い世代に違和感なく響く。
柔軟なキャラクターづくり
都会的でおしゃれな母親、庶民的で素朴な母親、地方色のある母親など、作品ごとに個性を出しながらも“キム・ミギョンらしい”温かさを失わない。
人生経験に基づいた深み
舞台で培った表現力と、自身も母である経験が役柄の厚みを増している。
作品を支える陰の主役
主人公の心の拠り所としてストーリーに説得力を与え、ドラマ全体を安定させる存在。
幅広いジャンルへの適応力
ロマンチックコメディ、サスペンス、家族劇、時代劇などどんなジャンルでも自然に溶け込み、作品世界を豊かにする。
視聴者の評価(具体的な声や傾向)
「どの作品でも自分の母を見ているようで涙が出る」
「厳しく叱る場面さえ愛情に満ちていて心が温かくなる」
「短い登場シーンでも空気が柔らかくなる不思議な存在感」
「母役としてだけでなく、人生の先輩としての言葉が心に響く」
「コミカルな演技でもわざとらしくなく、リアルな日常を感じさせる」
「ドラマの中心人物ではなくても、彼女が出ると物語がぐっと引き締まる」
「年齢を重ねても美しい表情とやさしい声が健在」
視聴者フォーラムやSNSでは“国民の母”や“みんなのお母さん”という呼び名が自然に定着。
まとめ
キム・ミギョンさんは、包容力・リアリティ・人間的深みの三拍子がそろった母親役の名手。
役ごとのキャラクターづけに工夫を凝らしながら、**「無条件に子を受け入れる愛」と「家族を守る強さ」**を一貫して表現している。
視聴者は彼女の演技を通じて自分の家族の記憶や母への思いを重ねるため、強い感情移入が生まれる。
主役を支え、物語に安心感と普遍性をもたらす“国民的母親”像は、今や韓国ドラマに欠かせない存在。
年代やジャンルを問わず愛され続けるその演技力は、これからも多くの作品に温もりと深みを与え続けると期待されている。
キム・ミギョン、ドラマ『彼女の私生活』で、過去の罪を背負う、温かな母(コ・ヨンスク)を演じる
ドラマ『彼女の私生活』概要
2019年tvN放送のロマンティックコメディ。
美術館の有能なキュレーター ソン・ドクミ と、美術館の新館長 ライアン・ゴールド が繰り広げる恋愛と成長の物語。
ドクミは正体を隠してアイドルファンサイトの運営者でもあり、仕事と趣味の二重生活を送っている。
芸術・ファン文化・家族愛を絡め、笑いと温かさ、切なさを盛り込んだ人気作。
キム・ミギョン演じるコ・ヨンスク役
ドクミの母親で、手編みニットが大好きな“ニットオタク”。
家族を温かく包み込みながらも、心の奥に過去の罪と秘密を抱える人物。
家族に寄り添いながらも、自分自身の後悔や贖罪を胸に秘め、物語に深みを加える。
明るくおおらかな母でありながら、娘の幸せを守るためには行動力を見せる芯の強さが魅力。
人気の秘密
温もりと現実感の両立
お茶目なニット好きの一面と、過去の罪を背負う複雑な心情を自然に融合。
親子愛の象徴
娘ドクミの夢や恋を無条件に応援し、悩みを包み込む母親像が共感を呼んだ。
ストーリーの奥行きを演出
コメディタッチの家庭シーンだけでなく、隠された過去の重みがドラマに深い陰影を添えた。
キム・ミギョンならではの表現力
包容力ある表情と繊細な感情表現が、母としての優しさと人間的な弱さを同時に伝えた。
視聴者の評価
「ニットを編む姿が温かくて、画面越しに安らぎを感じる」
「笑顔の奥にある罪の意識がにじむ表情に胸を打たれた」
「理想の母親像と人間らしい弱さを両立させた名演」
「親子の会話がリアルで、自分の母との時間を思い出した」
コ・ヨンスクの存在が、作品全体を家族愛と人間ドラマへ昇華させたと高評価。
まとめ
『彼女の私生活』は、恋愛コメディに家族の絆と癒やしをプラスした作品。
キム・ミギョン演じるコ・ヨンスクは、ニットオタクの明るさと過去の罪を背負う深さを併せ持つ母親として、視聴者の心を掴んだ。
包容力・リアリティ・感情の厚みが、彼女を国民的母親俳優として再確認させる役柄となった。


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