韓国ドラマ好きの間でじわじわと存在感を増している俳優、カン・ギドゥン氏をご存じでしょうか?
彼は舞台やミュージカルで経験を積み、2010年代からドラマや映画へと活動の幅を広げ、今では「名脇役」として欠かせない存在になっています。
カン・ギドゥン氏は、1987年3月25日(38歳)で、韓国・済州島の出身です。
2008年から芸能活動を開始し、現在、「Hunus Entertainment」に所属しています。
2024年に一般の方と結婚しました。
公私ともに波に乗っているカン・ギドゥン氏のドラマ、気になりますね?
カン・ギドゥン氏、ドラマ『サイコだけど大丈夫』チョ・ジェス役で魅せた存在感とは?
『サイコだけど大丈夫』とは?
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ジャンル:ロマンティックコメディ/ブラックコメディ/心理ドラマ
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放送期間:2020年6月20日~8月9日、全16話(tvN土日21:00枠)
ストーリー概要
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コ・ムニョン(ソ・イェジ)
反社会パーソナリティ障害を持つ人気児童書作家。冷たく自己中心的だが、深い孤独を抱えている。 -
ムン・ガンテ(キム・スヒョン)
精神科病棟で働くケア担当。自閉症の兄を支える優しい性格の青年。
孤独を抱える二人が出会い、互いの心の傷を癒やし合いながら感情の壁を乗り越えていく…そんな人間ドラマが描かれました。
カン・ギドゥン氏演じる「チョ・ジェス」の魅力
【役柄】
チョ・ジェスは、主人公ムン・ガンテの15年来の親友として登場。感情の起伏が激しく、口が止まらない“トゥーマッチトーカー”として作品に登場するたび強烈な印象を残しました。
彼の存在は、ドラマのリアリティや温かみを増すスパイスのような役割を果たしています。
【演技スタイルの特徴】
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「脇役以上の存在感を持つ“天然調味料”のようなキャラクター」と評されるほど、絶妙にドラマを引き立てる役どころ。
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単なるお助け役にとどまらず、友情や心の支えを体現する存在として、キャラクターに厚みを与えました。
人気の秘密はここにある!
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親しみやすさとユーモア
チョ・ジェスは口が止まらない“おしゃべりキャラ”として登場。シリアスな展開の中で視聴者を和ませ、笑いと安心感を届ける存在となった。 -
友情の象徴
主人公ムン・ガンテへの深い友情と信頼を自然に表現。親友として寄り添う姿は、人間関係の温かさを感じさせ、視聴者の心に強く残った。 -
物語の“スパイス”役
重くなりがちな場面にユーモアを添えることで緊張を和らげ、物語全体のバランスを保つ役割を果たした。
まとめ
『サイコだけど大丈夫』は、愛や癒しをテーマにした作品でありながら、脇役一人ひとりにも強い個性が光るドラマです。
その中でカン・ギドゥン氏が演じたチョ・ジェスは、ユーモアと誠実さを兼ね備えた名脇役として多くの視聴者の記憶に刻まれました。
カン・ギドゥン氏は、多くのドラマに引っ張りだこでした。
次にご紹介するカン・ギドゥン氏出演のドラマは、ソン・ジュンギ氏が主人公です。
カン・ギドゥン氏のドラマ『財閥家の末息子』で光った演技力
『財閥家の末息子』とは?
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ジャンル:ファンタジー、復讐劇、サスペンスドラマ
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放送期間:2022年11月18日〜12月25日(金〜日曜22:30放送、JTBC)
【ストーリー概要】
スニャングループの未来資産チーム長ユン・ヒョヌ(ソン・ジュンギ)は忠誠を尽くすも裏切られ、命を落とす。
ところが目を覚ますと、1987年。
なんと彼を殺した財閥一族の末息子・チン・ドジュンとして生まれ変わっていた。
未来の知識を武器に、彼は財閥への復讐と新しい人生に挑んでいく――。
【評価】
ケーブルTV歴代視聴率2位を記録し、社会現象級の人気を集めた2022年末の話題作となりました。
カン・ギドゥン氏が演じた「チン・ヒョンジュン」役とは?
カン・ギドゥン氏が演じたチン・ヒョンジュンは、主人公チン・ドジュンの兄にあたるキャラクター。
真面目さの中にユーモアが覗く、ギャップが魅力的な人物です。
彼の演技は、シリアスな場面で急にコメディ風の言葉を投げかけたり、家族関係を冷静に見抜いて“事実爆弾”を落とすなど、意表を突くスタイルが光りました。
お金以外には興味を示さない姿もユニークで、「金持ちならではの怠け者願望」を体現したキャラとしても記憶に残ります。
人気の秘密:チン・ヒョンジュンの魅力
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予想外の笑いを生む存在感
シリアスな展開の合間にユーモアを挟み、物語に緩急を与えた。 -
キャラクターのギャップ演技
冷静で分析力に優れながら、俗っぽさも垣間見せることで観客を惹きつけた。 -
物語を支える“スパイス役”
重厚な復讐劇の中に“笑いの息抜き”を提供し、ドラマ全体を引き締める存在となった。
まとめ
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ドラマ全体
復讐と再生を描くファンタジー時代劇(JTBC, 2022)として高視聴率を記録し、社会現象級の話題作となった。 -
カン・ギドゥン氏の役
チン・ヒョンジュンは主人公の兄。ユーモアと鋭さを兼ね備えた個性派キャラで、真面目さと俗っぽさのギャップが魅力。 -
魅力
シリアスな物語の中で笑いと緊張の切り替えを担い、意表のスパイスとして作品に軽妙さを与えた。 -
人気の理由
重厚な復讐劇にユーモアを添えることで、作品全体を引き締めた名脇役として強い存在感を発揮した。
カン・ギドゥン氏の魅力が少しずつ分かってきたところで、彼の代表作と言っても過言ではないドラマ『消防署の隣の警察署』について見ていきます。
カン・ギドゥン氏、『消防署の隣の警察署』で演じたコン・ミョンピル役の魅力とは?
『消防署の隣の警察署』とは?
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ジャンル:犯罪・事故・災害に立ち向かうFirst Responderを描くサスペンスドラマ
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放送期間:2022年11月12日〜12月30日(SBS、全12話)
【ストーリー概要】
主人公は「篤実で粘り強い刑事」と「命を救うことに命をかける消防士」、そして現場で人々を癒す救急隊員たち。
彼らがチームとして協力し合い、事件や事故の最前線で奮闘しながら仲間との信頼や成長を描いていく物語です。
カン・ギドゥン氏演じる「コン・ミョンピル」とは?
カン・ギドゥン氏が演じたのは、テウォン警察署の刑事・コン・ミョンピル。
主人公ジン・ホゲ(キム・レウォン)の公式パートナーとして登場します。
ベテラン刑事として現場を支える一方で、トラブルメーカーのホゲをうまく扱う“ハンドラー”と呼ばれるほど、ユーモラスで絶妙な立ち位置を持つキャラクターです。
信頼と息の合った関係性を築く姿は、多くの視聴者に好印象を与えました。
人気の秘密:コン・ミョンピルの魅力
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信頼と安定感を与える存在
主人公が時に暴走しても、冷静で頼れるミョンピルがチームを落ち着かせ、物語全体に安心感をもたらしました。 -
“天然調味料”のような名脇役
派手に目立つわけではありませんが、友情と理解を基盤に作品のバランスを整え、ドラマに温かさを加える潤滑油的な存在でした。 -
自然なチームケミストリー
ジン・ホゲとの息の合ったやり取りが視聴者の共感を呼び、「二人の友情こそ見どころ」と言われるほど印象的なケミストリーを見せてくれました。
まとめ
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ドラマ全体
First Responderを描いた社会派アクションとして、警察と消防の協力をリアルに表現し、視聴者を惹きつけた。 -
カン・ギドゥン氏の役
コン・ミョンピルは主人公の頼れるパートナー。冷静さとユーモアのバランスが光るキャラクター。 -
魅力と人気の理由
- 安定感のある“ハンドラー”として安心感を与えた。
- “天然調味料”的な名脇役として作品に温かさを添えた。
- 主人公との自然なケミストリーが視聴者の心に残った。
『消防署の隣の警察署』におけるコン・ミョンピルは、派手さよりも“安定した信頼感”で物語を支える重要なキャラクター。
まさにカン・ギドゥン氏ならではの持ち味が存分に活かされた役どころでした。
そして、カン・ギドゥン氏は、この『消防署の隣の警察署』での演技が評価され、初めて、SBS演技大賞の授賞式に臨みます。
カン・ギドゥン氏『消防署の隣の警察署』で2022年SBS演技大賞・助演男優賞を受賞!
カン・ギドゥン、初の授賞式で語った感動のスピーチ
~「消防署の隣の警察署」への愛と感謝~
初めての授賞式に感動
俳優カン・ギドゥンさんは、初めての授賞式で受賞の喜びと感動を率直に語りました。
「テレビでしか拝見できなかった方々に直接会えて、本当に嬉しいです」と話し、会場を温かい笑顔に包みました。
「消防署の隣の警察署」チームへの深い感謝
受賞スピーチの中で、彼は出演作「消防署の隣の警察署」のスタッフと共演者たちへの深い愛を表しました。
特に、役柄を自身にぴったり合わせてくれた作家への感謝を強調し、「もし賞をいただけたら、真っ先に感謝を伝えたいと思っていた」と語りました。
夜遅く働く人々への想い
さらに、消防士や警察官、そして「夜10時以降に働くすべての人々」に改めて感謝を述べました。
社会を支える人々へのまなざしから、彼の誠実な人柄がうかがえます。
両親と故人へのメッセージ
スピーチの最後には、故郷・済州島の両親へ「本当に愛しています」と呼びかけ、さらに甥のユチャン君の名前もユーモアを交えて紹介。
そして、故人となったイ・イムチャンPDにこの賞を捧げたいと述べ、会場を感動で包みました。
人の縁に恵まれた俳優
「私は本当に人の縁に恵まれた人間です」と語ったカン・ギドゥン氏。
短い時間では語りきれないほど多くの感謝を抱えていることを伝え、最後には「私たちの国の生命と安全のために尽力するすべての方々に、この賞を捧げます」と力強く締めくくりました。
カン・ギドゥン氏は、プライベートでも幸せに包まる時がやって来ました。
カン・ギドゥン氏結婚報告!お相手は一般女性、故郷・済州島での温かなエピソード
結婚の概要
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結婚日・場所
2024年9月21日、故郷・済州島で結婚式を挙げました。 -
お相手
一般女性(非芸能人)で、以前から交際を続けていた方。長年の絆を経てゴールインしました。 -
式の形態
家族や親しい関係者のみを招いた、非公開の静かで落ち着いた挙式。華やかさよりも温かさが感じられる式でした。 -
直前の心境
前日の2024年9月20日にはInstagramで、
「長く共にしたい人に出会い、大切な第一歩を踏み出します。応援や愛をくださる皆様に感謝し、これからも謙虚に学び、より成熟した姿で恩返ししていきます」
と感謝と決意の言葉を投稿。ファンにもしっかりと気持ちを伝えました。
結婚式当日のエピソード
式当日には、SNSに「雨が降ったら幸せになれるらしい」「飛行機が飛ばなかったらどうしよう」「空よ、助けて」などのユーモラスなハッシュタグを添えて投稿。緊張感の中にも、彼らしいお茶目な一面が垣間見えました。
また、女優ゴン・スンヨン氏をはじめ、多くの芸能人仲間からお祝いコメントが寄せられ、式の温かさをさらに引き立てました。
まとめ
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結婚日・場所:2024年9月21日、済州島で挙式
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お相手:一般人女性(非芸能人)、長年の交際を経て結婚
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式の形態:家族と親しい関係者のみの静かな結婚式
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直前の心情:感謝と決意をSNSで表明、天候へのユーモアも忘れない姿が印象的
感想
強く印象に残るのは、カン・ギドゥン氏の誠実さとユーモア。
派手さを求めず、大切な人たちと静かに迎えた式だからこそ、彼の人柄が際立ちました。
ファンや周囲への気配りも忘れない姿勢は、まさにカン・ギドゥン氏らしさそのものですね。
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